罰金も?知らないと危険!自転車の新ルール「やってはいけない行動」まとめました!

社会問題

2025年7月から施行された新しい自転車ルール、ご存知ですか?
一部の違反行為には【罰金や講習】が課されるようになり、「知らなかった」では済まされないケースも。
今回は、自転車に乗るすべての人が気をつけたい“やってはいけない行動”をまとめました。


見落としがち!実はやってはいけない「自転車の行動」

以下のような行動、していませんか?
新ルールでは、これらが禁止・規制対象となり得ます。

イヤホンをつけながらの運転

傘差し運転

スマホを見ながらの“ながら運転”

夜間の無灯火運転

二人乗り(子供を乗せる場合の条件も強化)

一時停止無視・信号無視

どれも「ついやってしまう」行動ばかり。ですが、それが事故の元になるだけでなく、取り締まり対象にもなります。


実際に罰金も!違反時にどうなる?

新ルールでは、悪質な違反や繰り返しの違反について、以下のようなペナルティが科されることもあります。

交通違反として取り締まり(警察による指導・切符)

安全講習の受講命令(有料)

悪質な場合は【5万円以下の罰金】が科されるケースも

「たかが自転車」と油断していると、大きなリスクを抱えることになるので要注意です。


イヤホン運転のルール、実は都道府県ごとに違う?

よく話題になるのが「自転車でイヤホンをしてもいいの?」という疑問。
実はこのルール、都道府県の条例によって異なります。

例えば――

東京都では「音を遮る状態での運転」は禁止

福岡県では「交通の音が聞こえない状態」はNG

一方で“片耳イヤホン”や“骨伝導イヤホン”は黙認されている自治体もある

つまり、同じ日本国内でもOKな場所とNGな場所があるというわけです。
自分の住んでいる地域のルールは、事前に警察庁や県の交通安全協会のHPで確認しておくのが安心です。


ヘルメットは義務?

2023年の法改正により、すべての自転車利用者に対してヘルメットの着用が「努力義務」となりました。つまり、義務ではあるものの、罰則は設けられていない状態です。しかし、2025年の改正では、この「努力義務」にさらなる強化が加えられました。

具体的には以下のようなポイントがあります:

13歳未満の児童・幼児には保護者が着用させることが“義務”

通学中の高校生にも着用指導が徹底される傾向

事故時にヘルメットの有無が損害賠償の判断材料になるケースも

警察庁や各自治体は「命を守る最後の砦」としてヘルメット着用を強く推奨しており、特に子どもには100%の着用を呼びかけています。


お子さんにはこう注意喚起しよう!

自転車のルール改正にあたって、特に小さなお子さんがいるご家庭では「どうやって教えればいいの?」と悩まれる方も多いはずです。命を守るため、しっかりと知識を身につけ行動しましょう。

親子でルールを確認する習慣をつける

まず大切なのは、親自身がルールを正しく理解していること。
そのうえで、「今日からこれダメなんだって」といった形で、ニュース感覚で子どもに伝えていくと自然に会話が生まれます。
通学前や休日の散歩中など、親子で自転車に関する会話をする時間を意識して作ってみましょう。

「危ないからダメ」では伝わらない!理由を一緒に考えよう

「イヤホンをしながら自転車に乗っちゃダメ!」と頭ごなしに伝えても、子どもはなぜいけないのか理解できず、反発してしまうこともあります。
「イヤホンしてたら車の音が聞こえないよね」「人が近づいても気づかないと危ないよ」など、実際に起こり得るリスクを一緒に考えることが大切です。

キッズ用ヘルメットや反射材も活用を

最近では、かわいいデザインの子ども用ヘルメットや、ランドセルにつけられる反射材も多く登場しています。
「カッコいい!」「かわいい!」と子どもが喜ぶものを選んで、安全対策を“楽しい習慣”として取り入れるのも効果的です。

子どもは一度注意しただけではなかなか行動を変えられません。
根気よく、でも楽しみながらルールを伝えていくことが、事故を防ぐ第一歩になります。


まとめ|自転車も“車両”!意識を変えよう!

自転車は道路交通法上「軽車両」として扱われます。
つまり、車やバイクと同じように“交通ルールを守る義務がある”ということ。
スピードも出る乗り物である以上、ちょっとした油断が大きな事故につながることも。

ルールだから、罰金があるからではありません。命を守るために、新ルールを頭に入れ日々の運転を見直してみてはいかがでしょうか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました